六角大王Super6から3Dプリント その1
「自分の六角大王super6での3DCG作品を、流行りの3Dプリンターで出してみたい!」
そのプリンターが販売しだした頃から様子をうかがっていました。
当初はフィラメントを使う方式のプリンターなら、お小遣いで買える値段ではあったが、品質がどうもイマイチで様子見の状態でした。そして、最近になり光造形のプリンターも安価で出回るようになり、頃合いを見測っていました。
ただ、いろいろ調べて行くとプリントする3Dデータは(.stl)というものでないといけないらしく、今までコツコツ作ってきた3Dデータの書き出しにはありませんでした。
そこで、Blenderというフリーのソフトをインストールして覚えようとしました。
イチから覚えるのは至難の業。すでに出来上がっている六角大王の呪縛からは逃れられず、3Dプリンターで出す(.stl)に書き換えるだけのソフトと化しました。
しかし、そのBlenderにインポートするにも(.obj)に変換しないと受け取ってくれません。
そしてその変換で、ポリゴン数は増えるわ、カラーデータ名も書き換わるで何とも簡単に使わせてくれません。
そんな中、CHITUBOXという3Dデータを出力用データに変換してくれるフリーソフトを発見!
カラー情報のない(.obj)を受け取れるので、六角大王からインポートできるではありませんか!!
一気に3Dプリンターが欲しくなった!
Youtubeで、いろいろ検索したりしてこの機種に決めました。
NOVA3D BENE4 MONO 3Dプリンター
決め手は、カバーを外すものではなく、後ろへ倒すので省スペースですむ。
消耗品がamazonで比較的入手が容易なこと。
プリントする台のレベリング(水平位置合わせ)が不要なこと。
入力方法が、Wifi/USB/有線ケーブルの3つがあること。
そして、たまたまamazonのタイムセールで5,550円引きだったこと。
レジン液代1本(1000g)が浮きました。
到着後、購入した3Dプリンターは、(.cws)というデータに変換しないといけない事実を知る。
また、プリントする3Dデータは、閉じたプリミティブでないと行けない。
私はいままで画面で見るだけでよかったので、ボディは皮1枚の状態で良かった。
少なくとも、厚みがないと駄目なので過去作のポルシェカレラRSを修正
六角大王から(.obj)で書き出しして、CHITUBOXへインポート!
↓CHITUBOXへインポート動画です!
そして、タイヤもインポートし、Youtube見ながら見おう見まねでサポートと台を設置。あってるかな???
で、このままじゃダメで、(.obj)データを(.cws)というデータにNOVA3D BENE4 MONO 3Dプリンター専用のNovaMakerで変換!
ちょっと斜めのほうがキレイに出るとかで、ボディは若干斜めにしました。
このとき、サポートの事や台座のことを聞かれたので、以前の部分を削除して自動で付け替えました。
で、スライスの確認プレビューですが、自分はこれでいいのかどうかわかりませんわ〜
水洗用レジンを入れてプリント開始!
接続は、有線、USB、Wi-Fiの3種類あり、手間のないWi-Fi接続にしました。
3時間10分後、出てきたのは・・
う”え〜?
ヒキガエルくんです! ゲロゲロ〜
画像が横に伸びたのではありません、なぜか車に轢かれたヒキガエルなんです!
「初めからすんなり上手く出る訳がない」とわかってはいたものの
データの不備以前の設定の問題!なんでこんなことになる!?
ビックリだわ!ネットで探してもこんなへんてこ事例は出てこなかったわ!
対処法も見つからない!!!
原因は定かではないが、おそらく2つのソフトを行き交う時に、おかしな設定になったのではないかと・・・
↓気を取り直して、やり直し動画です!
こんどは、取り込み用のCHITUBOXはサイズ調整のみで何もせず、
NovaMakerに読み込む
NovaMakerで自動サポートの設定、自動だとあまりに多いので手動で要らなさそうな部分を削除。
しかし、反対側の斜め側に向けなくて、削除できません。
だから、このソフトは使い勝手があまり良くないって巷での噂に納得!(自分が慣れていないだけかも?)
その後、ラフトとか言うベース板のような基盤を貼ります。
設定数値ですが、わからないのでこのまま行きます!
ここでスライスの確認ができますが、いいのやら悪いのやら今の私には判断できません。
今回の2号機は、4時間ちょいかかりましたが・・・。
安心しました、1号機のようなことはなかったようです。
ちょっと設定を変えて修正は必要ですけど、1歩づつ前進してきましたね!
このあと、2次硬化します。
娘のマニキュア用UVライトを借りました。
このあと、サポートを取るのですがラフト(ベース板)が薄すぎて、簡単には取れず細かく砕けてしまう〜
もっと厚くないとだめだったようです。
サポートも数がありすぎて取り除くのに苦労しました!
まだまだ、調整は必要ですが
六角大王から3Dプリントができました!
ボディと車輪4つが入るスペースにしたら、ほぼチョロQサイズでした。
ちょっとエッジが甘いかな?
Comentarios